白木の黒ずみは拭き掃除だけではきれいになりません。白木専用のクリーナーを使って汚れをとり、水性ニスを塗ると見違えるようにきれいになります。

白木のキズはサンドペーパーで平らにし、専用のクリーナーで汚れを落としてから水性ニスを塗ります。クギ穴はウッドパテまたは楊枝を埋めてサンドペーパーで平らにします。

楊枝の先をクギ穴に打ち込み、残った部分は表面が目立たないようにカットします。そのうえから同じ色の塗装をします。白い塗装なら文具用の修正液でも代用できます。

最近の壁紙はビニールクロスがほとんど。住まいの洗剤で拭いて手入れします。手あかなどは消しゴムで消すか、固形石鹸をつけて雑巾でこすります。

壁紙のはがれた部分と下地の汚れなどを拭き取り、木工用ボンドではり直します。はり直した端のほうを画鋲などでしばらく止めておくとようでしょう。

合板ばり壁にキズがついたときは、キズにウッドパテを埋め込み、ヘラなどできれいに整えて、合板の色と同色の絵の具で着色します。

カーペットの手入れはこまめな掃除機がけと、毎月一回の雑巾がけ。熱い湯に住まいの洗剤を入れた雑巾を固く絞って拭き、窓を開けてよく乾燥させます。

汚れやシミは時間が経たないうちに処理するのがポイント。カーペットクリーナーでこすり、乾いた雑巾で拭き取ります。中性洗剤を溶かした湯でもＯＫです。

家具などの重いもののあとがへこんで戻らないときは、スチームアイロンで蒸気をあてながらブラシで丁寧にパイルを起こします。

最近のホームセンターには専門的な道具や材料が揃っており、時間と費用さえあれば素人でもかなりのレベルまでメンテナンスは可能です。しかし、趣味でやるならともかく、最終的にはプロに任せたほうが確実、安心、安上がりとなる場合が少なくありません。

とくに高所作業や電気、ガスが関係する複雑な工事などは危険が伴います。そのような場合はムリをせず、専門家の力を借りることが必要です。「ジュンヴィ」ではリフォームやメンテナンスの専門業者をご紹介しています。ぜひお気軽にご利用ください。